ジャイの戯言


ジャイの戯言
by giants_ai
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2005.9.9

私には高校時代からのツレがいました。
彼とは高校2年の時に同じクラスになって以来の付き合いです。
彼は熱烈なDファンで、Gファンの私とはしょっちゅう、野球談義に花を咲かせていました。
後、音楽も、彼は大江千里、オフコースと言ったアーティストが好きだったんですが、
とりあえず、色々なアーティストが好きで、当然、その中にHOUND DOGも入っていて、
何度も一緒に、DOGだけでなく、渡辺美里のLIVEにも行きました。
後、プロレスも好きで、特に彼とは一緒にJWP(キューティー鈴木のいた団体)を見に行きました。

高校を卒業して、2人とも浪人生活に入ったんですが、同じ予備校に通ってました。
この時に、PCエンジンに2人ともはまり、むちゃくちゃしまくりました。
CD-ROMROMも2人で買いに行き、彼の家に泊まりこみ1晩中ゲームしてました。ゲームはこれだけでは収まらず、ファミコン、スーファミ、PSと続いて行きました。特に2人とも野球ゲームは全てやったと言っても過言で無いぐらいやりつくしました。ファミスタでは、GvsDで3連戦を何回もやり、オーダーを決めたり、先発を決めている時は画面を隠したり、お互いに後ろ向いたりと、本気でやってました。後、野球道ってゲームでは、選手が1軍、2軍の全選手の名前がデフォルメされてたんで、2人で徹夜で、全員の名前を正しい名前に入れ替えたりもしてましたねぇ。

んで、野球好き2人が考える事は、プロ野球を見に行こう!!
って事で、藤井寺球場、大阪球場へは良く一緒に行きました。
そこで、彼は必ずビデオカメラで試合を撮って、2人で解説しあってましたねぇ。
阿波野、野茂、ブライアントの近鉄や、バナザード、山本、佐々木のダイエー。愛甲、伊良部、ディアズのロッテ。西崎、柴田、松浦の日ハム。星野、佐藤義、福良のオリックス。清原、秋山、デストラーデの西武。ホントに良く見に行きました。

更に発展して、2人で野球チームも作りました。
チーム名は「Rocks」
HOUND DOGの私の好きな曲でもあり、皆で岩のように1つで戦うって意味でもあります。
このチーム名は彼が名づけました。
ユニフォームも作りましたが、まだ野茂も近鉄に入る前だったんですが、2人で大リーグのユニフォームを真似しよう!って事で、フィラデルフィア・フィリーズベースで後は彼がチームロゴもデザインしてツレを集めて、総勢13名のチームが出来ました。試合では、ホントに弱かったですが、楽しい思い出しかありません。練習とか行って2人で朝から夕方までキャッチボールだけして過ごした事もありますし、2人で「左バッターってかっこ良いよな!」って事で2人でバッティングセンターに通い左打ちの練習して、2人とも左打ちになりました。
私はそこそこ出来たのですが、彼は足が遅い。守備が下手。肩が弱いと野球にはホントに合わなかったんですが、下手の横好きって言うんですかね。必ず野球の時はいましたねぇ。まぁ私もですがwんで、私は一応、人がいてないとこのポジションをやってたんですが、彼は必ず2塁でした。これも彼のこだわりでした。と言うのも彼の苗字は某球団の某2塁手と一緒だったんです。背番号も5。これも彼は「5は俺の番号!」って決めてましたねぇ。
この頃から、2人で大リーグを見に行くのを夢にしてました!
ここまで普通の事を書いてますが、彼は体が強くありませんでした。週3日も人工透析をしながらも私と他のツレと一緒に遊んでました。この病気のせいで大リーグは見に行けずでした...。

2人とも社会人になり中々遊べない日々がありましたが、それでも月1回は一緒に遊んでました。
この頃、彼は手術を受けました。腎臓移植です。これで人工透析を受けなくて済むようになるらしいです。この手術は大変難しく、皆が反対したそうです。でも彼の一言で家族の人も納得しました。「俺、思いっきり野球したいねん。」
手術は無事成功しました!早速、私は見舞いに彼の家に行きましたが、彼がいませんww
お母さんに聞くと「あぁ、○○に買い物行ったよ。」ここで私はピーンと来ました。○○ってショッピングセンターの横にはSEGAのゲーセンがありました。早速、ショッピングセンターへ行くよりもゲーセンへ。そしたらやっぱいましたw「おい!」って声かけると、ニヤっと照れ笑いをしながら「おぉ!」って返事をしてきました。ホントに良かった^^

PS2にて、劇空間プロ野球が発売される前で2人で雑誌で評価を見たりしてた2005.9.8。
彼から携帯にメールが来ました。「むっちゃリアルで凄いぞ!対戦するから絶対に買えよ!」ってな内容だったと思います。そこで、私も「当たり前やんけ!とりあえず発売日の次の週末には行くぞ!」って返信しました。
帰って寝てた時、明け方の4時頃でしょうか、別のツレから携帯に電話があり寝ぼけながらにも出ました。「何や!こんな時間に!」ちょっと怒り気味でしたw
ツレの様子がおかしいんです。「あいつが死んだ。姉ちゃんから電話があった...。」
「はっ?何言うてるねん!今日もメールしたっちゅうねん!寝ぼけてるんちゃうんか?」
「だって、お姉ちゃんから電話あったんやで?」
「分かった。俺も確認してみる。」
彼の携帯にかけてみます。何度かけても出ません。10分ぐらいかけ続けた頃でしょうか。出ました!「おい!おまえの姉ちゃん寝ぼけてるぞ!」って電話で言うと、それは彼ではなく彼のおじいちゃんでした。おじいちゃんに聞きました。現実を。さっきのツレに即効で電話しました。伝えました。そいつは仕事で岐阜にいたのですが、直ぐこっちに来るとの事。私も思い当たるツレに電話しまくりました。自分で人に喋る事によって、落ち着かせようとしてました。私もいても立ってもおられずおじいちゃんい聞いて病院へ。もう一人も「来る」って言ったのですが、「あまり人がいっても迷惑と思うから、おまえが行ってきてくれ。俺も後で行く」って言う会話を後にして、車で行きました。彼は三重の名張ってとこに住んでました。私の家からは車で1時間ほど。行きなれた道だったんですが、道中の事は何も覚えていません。気づくと病院でした。
おばちゃんが椅子に座ってました。顔見ると「○○死んじゃったわ」って泣きながら言われました。まだ夢の中のような感じでした。そこで30分ほど座ってると、さっき後で行くって言ったツレも来ました。やっぱりいても立ってもいられなくて気づくと車に乗ってたそうです。
やがて、彼を家に連れて帰る時間になりました。ツレは「運べへんわ」ってボロボロ泣いてます。私は彼の手を引きづり「運べ!絶対に運べ!」って体引きずって彼のとこまで連れて行きました。彼は冷たく硬かったです。彼の愛車のセフィーロに乗せました。
彼の家に着いた途端に涙が止まらなくなりました。ホントに泣きまくりました。やがて岐阜からツレも来て、そいつも一緒に3人で泣いてました。ただ泣くだけです。
通夜は明日と言う事で一旦、家に帰りましたが、飯も食えず寝れず、そのまま翌日の通夜に行きました。夕方からだったのに、朝から行くとツレ2人も来てました。通夜にはいっぱい彼のツレも来てくれて、そこでもただ泣いてました。通夜が終わった後もおばちゃんが「もうちょっと一緒にいてやってくれる?」と言われたので、夜中まで一緒にいました。3人でずっと酒飲んでました。彼にもついであげました。彼の顔色はホントにいつも会ってた彼と変わらなかった...。
葬式の日は、大雨でした。又、泣いてました。出棺が終わった時におばちゃんが「3人も一緒に来てあげて。あの子がいっつも遊んでた3人やし」って言ってくれたので、火葬場まで行きました。もう涙なんて出ないと思ってたのに、まだまだ出ました。火葬場では泣き崩れて、周りの人に抱きかかえられました。彼は空に帰りました。
彼の家で、彼の家族と色々と喋っているときに、おねえちゃんが「そういやユニフォームが無いんよ。」って事で、彼の部屋を探しましたが、全く出て来ません。多分、彼が持って行ったんだと思いましたが、ふと思い出し。「あっ!おねえちゃん!あいつの椅子や!」って。椅子の中にユニフォームはグシャグシャに入ってました。家族の人は「これがあの子の一番の形見やわ」って言って喜んでくれました。

私もいまだに大リーグは見に行っていません。いつかは見に行くつもりです。その時は彼も一緒に連れて行きます。私のPC机の上でいつも笑ってる彼を。

いまでも私の携帯には2度と鳴らさないだろうし、鳴らない番号が入ってます。これから何度、携帯を買い換えても必ずこの番号だけは残して行きます。

ここまで読んでくれた方々に感謝します。
彼がいれば必ず、GNOもしてたと思います。
今日は本当に特別な日だったんで、こんなに長くなってしまいました。
誤字脱字多く、駄文ですが、本当に読んでくれた人に感謝します。
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by giants_ai | 2005-09-10 00:01 | その他
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